趣味をより深く掘り下げようと思い、始めました。
本の感想・紹介、寺社巡りの様子など。
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お薦め度 10点/10点満点中
テーマ図を使って解説する手筋の本です。
全4章で、
1章 必ず覚えたい序盤の手筋
2章 打ち込みと消しの手筋
3章 二間ビラキと三間ビラキの弱点
4章 定石後の急所
となっています。
どのテーマ図も実践によく出てくる形となっており、黒白両方からの手を丁寧に解説してあります。
しかし、テーマ図までの手順は省略されていますので、定石などを覚えていないとどういう手順でそこまで至ったかがわかりにくいです。
簡単な定石は予め学習するなり、同時に定石本を見るなりする必要がありました。
実に使えるものばかりで、特に序盤の手筋、定石後の急所はとても役に立ちました。
打ち込みと消しは私の棋力ではやや難解でした。
というのも、消しで示されている手を打っても相手の変化ですぐにボロボロになってしまうのです。
他にも、これで十分と書かれていても、打ち難そうに感じてしまったりと、実力に由来する部分が大きいと感じます。
ある程度の棋力があり、読みの力があってこそ使えるものだと思います。
難しい部分もありましたが、載っている手筋を使って打ってみることで碁が今まで異常に楽しくなりました。
良い本だと思います。
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