趣味をより深く掘り下げようと思い、始めました。
本の感想・紹介、寺社巡りの様子など。
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お薦め度 9点/10点満点中
手筋の問題集です。
1部 手筋一般
2部 死活 攻め合い
3部 ヨセ
となっています。
各90図づつあり、ボリューム満点。
テーマ図があり、解説ではまず俗筋を挙げ、続いて正解の筋を載せるという構成です。
いかに俗筋を打っていたかというのがわかります。
ここだという手はほとんど俗筋でした。
死活、攻め合いでは詰め碁のようなものなのであまりそういうことはありませんでしたが。
手筋一般、ヨセに関してはボロボロでした。
先手で切り上げるための工夫や、利きを残すといった手を考えることをしてこなかったことがわかります。
何度も読んでそういった習慣や感覚をつけることが必要だと痛感しました。
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お薦め度 7点/10点満点中
攻めとサバキをよくある形から解説した本です。
1章 星の定石
2章 小目の定石
3章 攻め
4章 打ち込みと荒らし
となっています。
1、2章では簡単な定石からの攻めとサバキについて書かれています。
3、4章では攻める場合のコツ、石倉流の法則を交えての解説があります。
攻めの5か条といったように覚えやすいフレーズを使い、その通りの進行図があるためわかりやすいです。
初級突破法から少し進めた内容になっており、初級突破法と併せて読むのが良いかと思います。
不満があるとすればNHK囲碁シリーズの本の構成です。
図の文章が先にあり、後からその図を載せるという構成が読みにくくて仕方ありません。
これさえなければ本当に良い本なのですが、残念です。
お薦め度 10点/10点満点中
定石後、定石周辺の解説本です。
1章 小目の定石 ビフォー・アフター
2章 特定布石の定石 ビフォー・アフター
3章 高目・目ハズシの定石 ビフォー・アフター
4章 実戦にみる定石 ビフォー・アフター
となっています。
局面にあった定石選択の考え方、その後の打ち方が主な内容です。
テーマ図を使い、定石の選択ミスの理由などを細かく解説してあります。
定石だけを扱った内容とは違い、その後の打ち方、考え方まで載っているのが大変役に立ちます。
定石を覚えていなくてもこれを機会にその後の打ち方や考え方を含めて学べるのでお薦め。
自分が打っていた手が良くない手と検討されていて理由がわかり、実践でも布石を考える癖がついたで読んで良かったです。
最近ヤフー囲碁でのレートが初めて1800代に到達しました。
すぐに負けて1700台に戻ってしまいましたが・・・。
1300の頃から寝る前に1日1局と決めてコツコツと打っていた甲斐がありました。
本当に嬉しいです。
お薦め度 10点/10点満点中
模様の荒らし方を法則を使って解説した本です。
1章 荒らしの法則
2章 実利対模様
3章 模様対模様
4章 中盤以降の消し方
となっています。
テーマ図を使い、打ち込みのA・B・Cの3手を取り上げて順に解説。
良い理由、駄目な理由を丁寧に解説してあります。
序盤の3章までの内容は模様の碁になるとどうしていいのかわからなくなることが多かったので、大いに役に立ちました。
さばきの筋を求めて打ち込むという中盤以降の消し方はさっぱり。
もっと力をつけて読み返そうと思います。
やや難しい内容だと思いますが、闇雲に打つのではなく考えて消すという感覚は身につくと思います。
特に、3手を順に解説してくれるのはありがたく、失敗図では確かによくこうなるなと思い返すことが出来ました。
模様の碁になると困った経験がある方にお薦めです。
お薦め度 10点/10点満点中
これまでの「ひと目の・・・」シリーズの総合問題集です。
1章 布石
2章 定石
3章 手筋
4章 詰碁
5章 ヨセ
となっています。
各40問ずつ出題されます。
問題はA、Bを選ぶ選択問題と、選択肢の無い状態で考える問題とで構成されています。
全て1点で計算し、点数によって棋力の目安がわかります。
これまでのシリーズと同様に易しい問題で構成されており、解説も見やすいです。
私の結果は以下の通りでした。
1章 布石 28 1級~2級
2章 定石 31 2段~初段
3章 手筋 29 1級~2級
4章 詰碁 33 2段~初段
5章 ヨセ 32 2段~初段
もちろん一つの目安でしかないのはわかっていますが、それでも初段という大台に乗れそうというのが嬉しいです。